セガのスマホアプリゲーム「チェインクロニクル」のキャラクター声優オーディションが行われることが、文化放送の特設サイトで発表されました。
募集締切 | 4月23日必着 |
応募資格 | 一般部門
|
プロ声優部門
|
|
応募書類 | 指定原稿によるボイスサンプル、履歴書、写真等 |
応募方法 | 郵送のみ |
サイト | http://www.joqr.co.jp/ |
以下サイトより引用
“ダウンロード数が400万を超え、更に人気が加速するアプリゲーム「チェインクロニクル ~絆の新大陸~」。
この度、「チェインクロニクル」をPRする公式ラジオ番組「チェンクロラジオ」を放送しているセガネットワークスと文化放送がタッグを組み、キャラクターボイスオーディションを開催することが決定しました!!”
オーディション対象は6キャラ、一般部門3キャラとプロ部門3キャラに分かれているという、かなり珍しいオーディションになっています。プロ・アマ混合のオーディションはよくありますが、それぞれを部門で分けるのは初めて聞きます。とはいえ両者の立場の人が、実力に沿った形で公平に審査されるというのは良いことかもしれません。(プロの定義が曖昧なのが少々気がかりではありますが) 書類審査も、ちゃんとボイスサンプルの提出が求められているので、ビジュアル先行のオーディションとは一線を画しているかと思います。
なお、最近は女性向けのオーディションが多い中、6キャラ中2キャラが男性キャラになります。数少ないチャンスなので男の子は頑張りましょう!
※こちらのオーディションは募集が終了しました
セガ・上町裕介氏が今回の審査のポイントをTwitterで解説されていますので、まとめておきます。
チェンクロボイスオーディションご応募ありがとうございました。応募総数2000件です。こんな規模のボイスオーディション聞いた事ない!という事で一次通過者は5月1日に発表となります。 pic.twitter.com/KBzEM9Yo8U
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
チェンクロボイスオーディション一次選考の講評ですが、まずキャラクターをどう解釈しているかが重要です。審査員たちがこのイラストに対してどんな声をイメージしているのか、そのイメージの最大公約数的な声を模索するというのがキャラクターが決まっているオーディションのセオリーです。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
極論を言うと、このキャラクターは他の作品でいうとあのキャラクターだな…じゃあ、あのキャラクターの声をベースにこういうアレンジをしよう。といったアプローチの仕方も実はありです。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
そしてもう一つ、シンプルに分かりやすくキャラクターを作り込む。キャラクターが定まっているオーディションで最も注目されるのはキャラクターとのマッチング。細かな演技よりも大胆で分かりやすくオーバーなぐらいにキャラクターをまとめた方が審査員には届きやすいです。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
そういう意味で演技力が高い人とオーディションに強い人が必ずしもイコールではないという事が色々なオーディションを見て感じるところですね。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
あと、サンプルボイスの最初に自己紹介を入れてもらってると思うけど、あれ誰のサンプルか判別する為だと思ってる方もいるかもしれないけど…トークやMCでの声やテンポを審査するための審査項目だから気をつけろ!
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
オススメは愛想よくある程度力が抜けた感じに自己紹介をして、キャラクターボイスで素の自分とのギャップを見せ、ナレーションではキャラクターボイスとは違う雰囲気であててバリエーションを見せる。 そうすると…お、この人色々引き出しあるなー他の役に候補で入れるのもありだね。なんて事がある。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 28, 2015
ここ数日、声優としてやっていくにあたって年齢は関係ありますかというご相談をいくつかいただきましたが、昔程は年齢を重視する風潮は無くなった様に感じます。ただ、やはりアニメもゲーム業界もイベント稼働は重視されるので、声だけでやって行くというのも大変だったりします。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 30, 2015
あとは、個人としてのカラーを何か見出した方がいいですね。ミリタリーに強いとかカードゲーム凄い上手いとかクトゥルフ詳しいですとか。それに関連した作品に起用されるケースというのが多々あります。セルフプロデュースも大事な仕事です。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 30, 2015
例えばミリタリー作品の声優をキャスティングするとして、「趣味:サバイバルゲーム」って入ってたらとりあえず「ミリタリー雑誌で記事組んだりその手のイベント稼働やインタビュー、webラジオもありえるな…」なんて事が一瞬頭によぎったりするわけですよ。
— 上町裕介 (@y_kamimachi) April 30, 2015